2015年02月28日

なみをはしる

遠雷のエンドロールを知っているしっぽを持たぬひとのよこがお
まんべんなく配分されるほほえみの向こう側には立つ足がない
砂浜に埋め込んだはずの偶然は残らずうみの一滴となり
かたちあるこころを今日も割るひとに舐られているあしのみずかき
新しい空気だけでは満たされない葉脈に歯を滑らせている
これからも選ばれないで生きていくこの肺に降る酸素は重い
明日、わらう そのためだけに中途半端に生えている鱗を剥がす
咲く声の届かぬように花束を立つ足の崩れぬように粛清を
ひとひらの花びらを噛む祝福を祝福として渡れない虹
生白い魚の腹によく似ているぬくもりのないふくらはぎの意味
短刀に耳を押しあて聞いているやぶかれていく夜の喚声
新しい朝にはならない手のひらがしめす道すじ朝もやのうみ
心臓のふるえるままにあわになる欲深い愛をのみこんだまま
ゆるやかに空気にとけた愛情があなたの喉に咬みつけばいい
円環はハッピーエンドを知っている 雷鳴がまた、近づいてきて

---
一年半前から15首の連作×5というのを目標に歌を詠んでいましたが、
あまりにも先に進まず、×5のうち、1を公開することにしました。
つたないつたない言葉を、繰りながら落ち着ける場所を探しています。

また一つ、年を取りました。
この人生が、ハッピーエンドであらんことを。
posted by sai at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月31日

嫌われてるんだろう、と思う。
そこからさきは、足がすくむ。
思い込みかもしれない、思い込みじゃないかもしれない。
なにが怖いって、なにもかもが怖いのに。

並列として、あつかえない感情がある。
並列として、わいてくる感情がある。
どうしろと、どうしろと。

手に入らなくていい。
なにも手に入らなくていい。
これから起こるすべての事象のそれぞれを、じぶんの感情でくるまないように心がける。

大切を、心がけない。愛せよを、心がける。

それはすなわち、生きるための薬を減らすこと。愛せよ、愛せよ。

こころおだやかに生きるというのは、眠りつづけること。
ほほえみの内側にできたえくぼをなぞること。
レンズに溜まる涙で世界を透かし見ること。



こころおだやかに生きるというのは、大切を、手ばなすこと。

こころおだやかに生きるというのは、明日を信じないこと。




息を吸う。息を吐く。ずれた位相をそのままに、交わるときを待つ。
息を吸う。
空気が呼気をふくむあいだは、交わらないかもしれない。
息を吐く。


待つの?
待つということは、期待すること。
期待することは、明日を信じること。矛盾だ。
ねむれ、ねむれ。
今日は終わる。
ねむれ。


手ばなせ。
執着を。
なみだを。
情けなさを。
作り笑顔を。
ことばを。
じぶんを。
今日を。

ぜんぶ、ぜんぶ。手ばなせ。




ここにはすべてある。手に入らなくても、そこにある。
ここにはなにもない。のぞまなければ、なにもない。



手ばなせ、ぜんぶ。


せかいは劇的には変わらない。
じぶんは劇的には変われない。
不断の日々を、手ばなせ。


おやすみ。

posted by sai at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

11/7 はきすてた言葉たち

愛情を注ぎすぎるとすぐ飽きる

わらえない夢は現実だけでいい

消えかけの体温計の液晶に、なにも生まないわたしが映る

生きるのに必要性はないけれど、頑張るのなら最後は笑え。

笑えないくらいにじぶんを追い込んで被害者面を決め込んでいる

終わらない夢ばかり見る今日からは横たわったら呼吸を止める

現状を選択したのはじぶんなので、処分場まで歩いて行きます。

後悔を一匙舐めて明日、笑う。背負うものには拘らないし。

背負うのはわたしが自分で決めたので、指をくわえて見てればいいよ

これまでに捨てた言葉を拾いあげ残らずあなたの眉間に貼りたい

ひいらぎの葉っぱを額に当ててみて、もう頑張れないと小さく唸る
posted by sai at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

余白を埋めるシートヒーター

にやけてる顔に気づかぬふりをしてブレーキを踏む そうか、わたしも。

区切られた空間にいるはずなのになにひとつ手に入らない夜

たとえればみんながしてるとかいった理由だけではつながぬ右手

沈黙と合わせられないまなざしの行方の先とたましいの列

ねえ、とだけ口にしてみる 「なに食べる?」境界線がなめらかになる

ことばにはしないでおこういつの日かさよならもまたいわずにすます

くちびるに触れる理由であるためのマシュマロであれやわらかくあれ

ざらりってする一瞬前の舌の先目は閉じたけどまだ、あかい

まなうらにてんてんひかる星たちを分け合うためにある指だとか

領域を崩さぬように息をする手を伸ばしたら届く距離でも

少しずつ残り時間が磨り減ってながれた星の数をかぞえて

一番も二番もないと知っている背中の熱がなくなることも

手の甲に浮き出た筋を焼き付けて記憶だけでは飛べない身体

遮断機と声を揃えてさよならを そんな終わりも理解していた

誰のものでもないバスに誰のものでもなくなったわたしが乗ります


2/28、31歳の誕生日を迎えました。
1年間生き抜けたこと、短歌にも触れ続けられたこと、みなさまに会えたこと。
本当に感謝です。

本当は誕生日当日に詠むはずだった連作を、1日ずれて3/1に詠みました。
久しぶりの恋歌です。
どうしても3/1のうちに詠みたかったため、抜いた方がよい歌もあると思っています。
もう少し、時間を置いて推敲するつもりです。

ことし一年の、しあわせを。
posted by sai at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

#7days100tanka 051-100

051:囲
自意識の囲いのなかで生きてゆく傷つけないで傷つかないで

052:世話
自分から離れぬように生かすため世話と称して肉芽を摘む

053:渋
さようならさようならまたあいましょう渋柿に降る雪がとけたら

054:武
「まず目尻から中央へ」しなやかにあなたを否定するための武装

055:きっと
てのひらを額にあてて祈るひとゆるさなくてもきっとよいのだ

056:晩
昨晩の嵐がちらしたはなたちとともに迎える朝はつめたい

057:紐
じんわりと食いこんでいく細紐のむこうににじむ母のほほえみ

058:涙
哀しみで破裂してしまわぬように涙腺を埋めるTRUE BLACK

059:貝
ではこれでお別れですね海鳴りをたずさえていた貝殻を割る

060:プレゼント
踏みつぶすためだけにある慎みをゆりかごに詰めプレゼントする

061:企
眼前で蛇行している人生のレールを並び替える企み

062:軸
かたむきを正当化していきてゆくだれの軸にも触れないままに

063:久しぶり
さようなら。久しぶりだね。さようなら。久しぶりだね。「もういいから消えて」

064:志
秋風とまぐわうようなわたしには貫かれたい意志などなくて

065:酢
だれにでもやさしくしたい聞きわけのない肉体に酢をふりかける

066:息
息をすうすってすってすって吐いてまだ生きている事実がかなしい

067:鎖
ゆっくりと心臓をおすとけだしたなみだはすべて鎖骨にためる

068:巨
むらさきのまぶたを冷やすわたくしとならんで眠るつぶれた巨峰

069:カレー
スパイスを入れ間違えたことにして泣きたいあまいグリーンカレー

070:芸
かなしみを忘れることが得意です「常にえがお」が唯一の芸

071:籠
思い出とあなたが呼んだものすべて屑籠に入れまるごと燃やす

072:狭
狭量な生きかただとは自覚してそれでもしろい、手はゆるせずに

073:庫
昨日今日明日明後日わたくしの一部を保存する冷蔵庫

074:無精
無精子の海に漂う 孤独とはひかりのなかの原始の記憶

075:溶
街灯の下に置かれた四歳にからだが溶けることをおぼえた

076:桃
二個入りの白桃を買うやさしさは分け合えなくて傷む接点

077:転
自転車を全力で漕ぐ肯定も否定もされずかたむく地面

078:査
うなだれたくびすじに降る罵りが審査してゆく存在の価値

079:帯
帯グラフには記さないしあわせを抱きしめあるくまっすぐ歩く

080:たわむれ
たわむれることを知らないてのひらに食い込んでいくつめを見ている

081:秋
心臓の縫目にふれるさようなら二度と咲かないあかい秋桜

082:苔
シルエットだけで泣いているキッチン 崩れゆく苔桃をながめる

083:邪
無邪気さで純化されゆく存在にバターロールをちぎってなげる

084:西洋
ぬくもりを失くした痣を押すように西洋梨のくびれをなぞる

085:甲
飛べなくて地べたを這って生きていく肩甲骨に羽根があるのに

086:片
傷つけた過去を美化することもなくゆっくりひらく片栗の花

087:チャンス
くりかえし雨音たちが泣いていて余白を埋めるチャンスをなくす

088:訂
泣くことはいつでもできるゆるやかにゆがむ事実は訂正されずに

089:喪
喪失を埋められなくて細胞がふるえるすきまさえわずらわしい

090:舌
饒舌に述べられてゆくののしりが根雪とともに頭上につもる

091:締
「愛情」と定義されればゆるせるだろうゆっくりと締まるくびすじ

092:童
童心をゆびさきで編むほしかったしあわせを詰め海へとかえす

093:条件
沸点のないかなしみを持ちよって条件つきで循環させる

094:担
こぼれゆくなみだは全部しあわせの担保にしたいでも、いまは泣く

095:樹
もう二度と会うことのない母に宛て街路樹の葉でてがみを書いた

096:拭
バイバイの代わりに窓を拭いている絶えずあふれるしずくもぜんぶ

097:尾
くりかえすごめんなさいのはしっこに尾骨の化石が埋もれている

098:激
激情を岩場に叩きつけている存在しない無垢へのあこがれ

099:趣
だれひとり理解できないままいきる人生の趣旨とかいうやつを

100:先
縛られる過去があってもいいですがこれから先は踏み台にします
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#7days100tanka 001-050

001:今
今もまだ赦せはしないあの夏にあたしの花を抉じ開けたこと

002:隣
隣人を愛するくらいかんたんに母の記憶を破り捨てたい

003:散
まなざしで散らすと決めた存在も拾い集めた破片は重く

004:果
凍えてる果実としての存在をだれかが溶かすことも許せず

005:点
百点の人生でしたせーのって落ちていくのはひとりだけでも

006:時代
笑い合う日はもう来ない望まない母よあなたの時代は終わった

007:驚
この傷にいまさらなにを驚いていまさらなにを嘆いているの

008:深
あおぞらを探れば落ちる過去なんて見えなくていい深空なのだ

009:程
射程距離見極められず心臓を打ち抜かれてもまだ生きている

010:カード
できるだけやさしく生きる剃刀の代わりに持ったテレフォンカード

011:揃
前髪を揃えるために持ちあげたはさみはいつも錆びついている

012:眉
唯一の反逆として眉を書く血のつながりを消し去るために

013:逆
はなびらをひとつ残らず拾うため逆さま立ちで人生をゆく

014:偉
ただしくは泣けないけれど偉そうにだれかを責める必要もない

015:図書
プリズムの小さな虹を閉じ込めた図書室の朝声をあげて泣く

016:力
手のひらの圧力をまだおぼえてるやさしい笑みもまだおぼえてる

017:従
ひんやりと心臓を裂くまなざしに従うよりも闘って死ぬ

018:希
つまらない希望をひとつ述べるならさよならくらいいえばよかった

019:そっくり
水面でみだれる月は母親のみにくい泣き顔そっくりでした

020:劇
劇的な幕切れなどは不要だと剃刀の刃を首筋で研ぐ

021:示
この記憶たちが真実だったかを示す証拠はどこにもなくて

022:突然
まっしろでしなやかな手は突然に頬を流れる雨だれをはじく

023:必
手を繋ぐ必要性を感じないひとりで生きるひとりで立てる

024:玩
よくできた玩具になれぬわたくしの眼球に咲く青白い花

025:触
むきだしのたましいに触れほほえんだひとを塩素のうみへしずめる

026:シャワー
今日生きたいたみを洗い流すには強めのシャワーではなびら散らせ

027:損
へだてなくすべてのひとにほほえんだ人生の損失をかぞえる

028:脂
松脂をすくいとれないわたくしは過去の揮発をのぞんでいない

029:座
さようなら座ったままで生きるひとこの手も足もくれてやるかよ

030:敗
箱詰めにされたちいさなこどもたち腐敗していくまなこはしろい

031:大人
右足で生物としての線を引く大人ではない存在のため

032:詰
おはようもおかえりもない ひと押しのちからで割れる瓶詰の家

033:滝
落ちていく落とされていく落ちていく白滝を切るあおい母の手

034:聞
死ぬときは新風の音を聞きながら母の手を取る相討ちで死ぬ

035:むしろ
憎悪よりむしろ盲愛なのだろう淘汰され得る絶望と知り

036:右
右頬を季節がかすめ春が来てひとりで笑う日々が近づく

037:牙
抜けていく心の牙はいそいそとまぶたの裏に銀河をつくる

038:的
朝やけに日常的につらぬかれ生あることのつたなさを知る

039:蹴
おびえてる少女のかげを蹴り飛ばし女王だけを胸に棲まわす

040:勉強
おはようをひとつおぼえるわたくしは死に逝くための勉強をする

041:喫
にじいろの世界のなかで気がふれるその瞬間を満喫させて

042:稲
あたたかい稲穂に抱かれ帰るべき家をなくした夕焼けこやけ

043:輝
純粋を再精製し生きていく後悔のないたましいの輝度

044:ドライ
くちびるの片端だけをあげてみるドライトマトは今日も酸っぱい

045:罰
ほほえみを罰と呼ぶからこの人の足元はまだぬかるんでいる

046:犀
ただしさは夢見るほどにはかなくて金木犀を踏みしめる朝

047:ふるさと
ふるさとのないひとがいて今日という一日だけの家族になりたい

048:謎
分からないふりをしている鍵穴のむこうのくらい存在の謎

049:敷
おやすみとごめんねばかり敷き詰めて透明度を増すみずうみの底

050:活
感情の余剰分だけよせあつめ蒸留させたしろい生活
posted by sai at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

短歌との距離

気が付いたら、短歌を詠むのも読むのも、以前のようにできなくなっていた。

3月ごろから、たくさんの人の歌を一気に読むとうまく消化できなくなり始めていた。
4月には自分のことばが出なくなり始めていた。
5月には自分の歌も人の歌もかけらを掴めなくなっていた。
6月には詠むのも読むのもしんどくなってしまった。
7月にはエキチカヘブンで『朗読』と他の方のパフォーマンス(短歌以外)で少し心が落ち着き、40首弱詠めた。でもすぐにことばが出なくなった。
8月にはたぶん、10首も詠んでいない。

短歌の人と話をすると、短歌を詠みたい、読みたいとよく思う。
ただ、その時間を自分が満足行くように取れるのかというと難しい。
今は勉強で手いっぱいだ。
自分にあれもこれもできるという器用さはない。

図々しくても、ちゃんとやりたいから、足が止まってしまったのだろうと前向きに捉えている。
一時期は「自分の短歌つまらんな」と思って投げやりだったけれど、短歌の人とは会うたびに、短歌って面白い、と思うし詠みたいと思う。

短歌との距離を、きちんととる必要がある。

そう考えて、詠むのをやめた。
参加するものを絞ろう。
投稿できなくても良しとしよう。
まずは、自分に足りていないInputをしようと思った。

同じ人の歌なら30首くらいまでまとめて詠めるようになった。
少しだけ、映像が戻ってきた。
いろんな人の歌が混ざっていると、まだ酔ってしまう。
同じ人の歌をまとめて、少しずつ、少しずつ読んでいく。
1ページに3首が限界。
30首が限界。

今はそっと指先で自己紹介をするみたいに短歌に触れていようと思う。
それがたぶん、短歌との適切な距離。
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2012年06月20日

Tweet短歌

0569 おはようとおやすみのある毎日が愛おしすぎて笑い死にする

0570 毎日がいとおしすぎて腹筋が割れるくらいに笑える日々を

0571 手のひらをじっと見つめた くだらない日常さえも愛せるだろう

0572 カラフルなドラジェに隠す日常があってもいいけど浮気しないで

0573 ココナッツサブレをつまむ指先のザラメを舐める猫がきみなら

0574 いますぐにきみにあいたいいますぐに 見知らぬ街をさまようペグマン

0575 屋上できみを待ってる分かってるわたしはひとりでいかなければ
posted by sai at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月14日

Tweet短歌

0550 ひび割れた爪にかさねた透明を偽りのない人生と呼ぶ

0551 だれしもが大人になれると信じてたぼくの中身は十五のままだ

0552 この不安、楽譜に起こしてみましたが憎悪に満ちみち怖いです

0553 安らぎや癒しとかとは無縁ですごめん期待を裏切っちゃって

0554 汗ばんだきみの背中と蝉時雨 美化され続ける思い出たちよ

0555 電柱に繋がれた犬より不自由と嘆くばかげた生き方です

0556 気がつけば枝毛ばかりを切っているあなたを切る勇気はないのに

0557 根本から剥がれていったマニキュアの死骸を弔う個室トイレ

0558 息を吸う吐いて吐いて吐いて泣いて面倒くさい生き方でごめん

0559 コーティングした笑顔でもいいですかだれも傷つけたくないのです

0560 恋人になれない人に寄り添った日々を紫陽花の下に埋める

0561 夕空に瞬いている金星をころがしている明日はどっちだ

0562 あったんだ確かにきみの手のひらが雨粒ばかり握りしめてる

0563 最近じゃなんでもウェブで分かるから「きみのこころ」も手に入るはず

0564 検索履歴に残ってた(あんぱんまん)に続くことばは(どくしん)

0565 湖面に映る三日月は散る桜吹雪で埋もれ満たされていく

0566 きみからのメールを残すためだけに親友からのメールを消した

0567 じゃがバタのバターを抜いた存在になれたらきみを忘れてやるよ

0568 苦しいと何度も叫び声は出ず世界は光り輝いている
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2012年06月13日

Tweet短歌

0549 悔しくて泣きそうなので帰ります明日の自分が笑えるように
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2012年06月11日

Tweet短歌

0548 ごめんねと謝らなくて済むひとの隣でねむりたいだけなのに
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2012年06月07日

Tweet短歌

0547 元カレの今カノの名を聞くたびに胸が痛んだ総選挙です
posted by sai at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月05日

Tweet短歌

0545 米粒を片っ端から拾いあげ硝子の小瓶に詰める、つめる RT @aokikenichi: 米粒が七里てんてん落ちているお供えとしていかがなものか

0546 足首に絡んだ指をほどいてく海底で渡す花のいろは RT @aokikenichi: トビウオが跳ばない域に花束を怨まれたくない怨まれたくない

0547 先を逝くさみしさとかはおいといて笑っておけと頬に命じる
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2012年06月01日

Tweet短歌

0543 浦島にあこがれ沈んだ海底は幸子の髪が絡みついて RT @aokikenichi: 深海の底は楽園舞い踊れ上から見てる幸子上から

0544 いじめはだめで村八分ならいいらしい転がりながらわらう鞠 RT @aokikenichi: 憂うつをもてあましつつ鞠をつく欅がならぶむらのいりぐち
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2012年05月31日

Tweet短歌

0540 よりたくさんの優しさを掬うためそっと拳をひらいてみせて RT @aokikenichi: 拳から滲み出してる優しさは全部わたしが貰うんだから

0542 見上げてる海のあおさは透き通り沈むわたしを人魚が食らう RT @aokikenichi: 潮流に逆らったから叱られた怒りに触れて沈もうかしら
posted by sai at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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